先日、2016年から2017年にかけて開催中の、
『ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展』に行ってきました。
私は歴史の中に生きた美女たちに、常日頃から興味をもっていて、趣味がてらこちらのブログを始めてみたのですが、
歴史の中の美女たちを見ていきますと、マリーアントワネットよりも容姿が美しい王妃がたくさん存在しているのです。
それなのに、一体なぜ?
マリーアントワネットだけがこうして大きな展示会の主人公になったりと、今、現代を生きる私たち女性の心をも惹きつけてやまない存在なのでしょうか・・・?
そのことを改めて考えてみると、やっぱりマリーアントワネットの人生(生涯)が、私たち女性の心に強く訴えかけるものがあるからだと思うのです。
生まれながらの名門、ハプスブルグ家の王女であり、政略結婚でフランスの王妃に。
あらゆる遊びと贅沢をつくし、誰よりも華やかで、ヨーロッパ中に影響を与える存在だったマリーアントワネット。
そんな王妃の人生はのちに勃発したフランス革命によって激変し、最期には処刑されてしまったという圧倒的な悲劇性。
それに加え、マリーアントワネットが今なお女性たちに人気の秘密は、彼女が生涯で最も興味を示していた『ファッション』、そのラブリーな趣味なのじゃないかと思います。
女の子なら、みんな可愛いものが大好きというのはいつの時代も共通していて、
マリーアントワネットが所有していたドレスやシューズ、小物、インテリア、家具、食器・・・
今回の『ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展』にも多く展示されていましたが、 それらは現代の私たちの感性でも『可愛い』って思えるものばかりなのです。
以前もマリーアントワネットのファッションについてブログで記事を紹介させていただいていますので、よろしければこちらのブログ記事もどうぞ。
↓ ↓ ↓
マリーアントワネット④ こだわりのお洒落~ ドレスやファッション、宝石、小物類など。性格や人柄なども画像満載で徹底分析☆
マリーアントワネットの可愛いものが大好きという趣味は、私たち現代女性と全く同質のもので、ここが私たち女性のツボを押さえているポイントなのだと思います。
(マリーのファンは現代の女性だけじゃなく、歴代の貴族の女性の中にもファンがいたようですので、可愛いもの、美しいものが好きというのはいつの時代も普遍的なものなのでしょうね。)
今回のマリーアントワネット展にも彼女が作らせたという、食器やファブリックなどが色々展示してありましたが、
どれも、彼女が愛したモチーフである『花』がたくさん描かれていました。
花に囲まれて暮らしたい・・・
それが王妃マリーアントワネットの趣味でした。
花やリボン、ダイヤ、真珠・・・彼女の愛したモチーフは、いつの時代も女性の心をくすぐらずにはいられませんね・・・☆☆☆
女性なら誰でも美しく可憐な花や美しいものに囲まれて暮らすことは憧れなのではないでしょうか?
そして、彼女はその願いどおり、ドレスはもちろん、身の回りの家具やインテリア、食器類などの彼女の好みにデザインして、作らせたのです。
食器や家具に一つ一つの持ち物に、自分の好みの柄やモチーフをデザインしてオーダーできるなんて☆☆☆
同じ女性としてなんて羨ましいことでしょうね!
マリーアントワネットの趣味は、当時の宮廷文化の重々しい趣味とは違って、可愛らしく、明るく、洗練されていました。
現在開催中のマリーアントワネット展には、彼女の愛したものや、直筆の手紙、遺書など、マリーアントワネットの内面も溢れていて、私たちに生き生きと語りかけてくるものがありました。
マリーアントワネットの人柄だけではなく、その哀しみも伝わってきて胸が熱くなりました。
『ヴェルサイユ宮殿《監修》 マリー・アントワネット展』、まだ行かれてない方は二月末まで開催さいています。
みどころたっぷりですので、ファンの方もそうでない方もぜひ一度足をはこばれてみてくださいね☆
展示を見た後のグッズ売り場の若い女性たちの熱気を見れば、マリーアントワネットの趣味がいかに私たちに愛されているかがよくわかりますよ!
私もマリーアントワネットのグッズを色々買いましたし、その後は六本木ヒルズの各店舗で提供そている素敵なマリーアントワネット展のコラボデザートも楽しんで帰ってきました♪
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