2006年に、ソフィア・コッポラ監督によって映画化された映画『マリーアントワネット』の世界観がとってもかわいいというのは、皆さまもうご存知ですよね♪
実際のフランスのベルサイユ宮殿の協力のもと、現地で撮影されたこちらの映画は、ヴェルサイユ宮殿の豪華さと荘厳さにくわえ、最高の衣装を使ってマリーアントワネットの魅力を最大限に引き出しているので、映像を見るだけでも一見の価値があります。
アカデミー賞では、衣装デザイン賞を受賞していますし、本当にマリーアントワネットを中心に、映画の中のドレスや小物が素敵すぎるのです!
今日はブログでソフィアゴッポラ監督の映画『マリーアントワネット』の可愛いファッションや画像をまとめてご紹介してみたいと思います☆
写真画像出典:marry-xoxo.com
◆舞踏会などで着る豪華で華やかなドレス☆
マリー・アントワネットには、ローズベルタンという専属のデザイナーがいたことは、もう皆さまご存じですよね!
写真画像出典:blogs.yahoo.co.jp
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実際にマリーアントワネットはガーリーな趣味を持っていました。
リボンやフリルなど、女の子らしいテイストをふんだんに盛り込んだデザインのドレスが、映画以外の復元されたドレスの中にも多く遺っています。
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コルセットで腰を締め、スカートは大きく横に広がるシルエットが王妃の好んだドレスの特徴の一つでもあります。
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素敵なローズピンクのドレスですね
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華やかで派手好みのイメージが強いマリーアントワネットですが、一方で、お色はくすんだカラーがお好みだったようです。
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マリーアントワネットの身に着けているドレスや宝石などは、フランスだけではなく、スペインやポルトガル・ロシアの上流階級の女性にも大きな影響を与えました。
そして、王妃マリーアントワネットはヨーロッパ中のファッションリーダーとなったのです
◆マリーアントワネットの普段着もみてみましょう♪
ヴェルサイユ宮殿でいつも人目にさらされていた王妃。
ファッションが大好きといえども、気の抜けない窮屈な生活にストレスを感じていたようです。
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マリーアントワネットが一番好きだったとカラーは「ブルーグレー」のお色でした。
こちらのドレスはフリルやレースなどの繊細なディティールと、ウェストのバーガンディーのカラーのベルトが素敵ですね
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ヴェルサイユ宮殿のマリーアントワネットの自室の豪華な壁も負けない、美しいフラワープリントのドレスの着こなしも真似したいです
マリーアントワネットは花をこよなく愛していましたので、花を自室の壁紙やインテリア、ドレスにもふんだんに取り入れていました。
こちらのドレスもちょっと意外性のあるデザインで素敵じゃないでしょうか?
オフホワイトのトップスとピンクのスカートのコンビの色使いが絶妙に素敵すぎます。
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お胸のお花がオシャレな一着♪
◆女子会では、アントワネット以外の貴婦人たちのドレスにも注目です♪
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皆さま、華やかですね
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こちらはお友達の一人、ランバル侯爵夫人です。
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マリーアントワネットがピンクのドレスをきたら、お隣のお友達はグリーンのドレスなど、
計算されつくした対照美で華やかな映像美を私たちに見せてくれます
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実は私、マリーアントワネットよりもポリニャック夫人の方が好き。
だって、見てくださいこちらの肖像画を・・・
どうですか?このポリニャック夫人の可愛さ!!!
性格は・・・なのですが、彼女のこの天使のような美しい美貌に、マリーアントワネットが夢中になった理由がよくわかります。
◆お遊び用のドレス♪
写真画像出典:Naverまとめ
恋人フェルセン伯との出会いも仮面舞踏会でのことでした。
写真画像出典:blogs.yahoo.co.jp
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◆お帽子や靴にもコダワリ満載
マリーアントワネットのお洒落ファッションアイテムといえば、ドレスだけじゃなく帽子や靴などの小物にも注目です♪
ドレスに合わせて帽子もオーダーしていました。
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帽子って本当に素敵なオシャレアイテムですよね・・・
リボンやお花がふんだんに乗っていて夢がある~~~~~☆
ソフィアコッポラ監督の映画『マリーアントワネット』のロマンティックな装いをご満喫ください。
お靴はマノロブラニクです
写真画像出典:marry
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あぁ・・・素敵すぎる・・・
マノロブラニクの靴がまるでスイーツみたいですね♪
◆プチトリアノンスタイル
マリーアントワネットは王妃になってからしばらく後に、徐々にシンプルなドレスを好むようになっていきます
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そして、プチトリアノンという小さな離宮に自分の世界を作り始めるのです。
プチトリアノンではヴェルサイユ宮殿での豪華なドレスを脱ぎ捨て、
田舎娘のようなファッションスタイルで、カジュアルにリラックスした生活を送るのを楽しみました。
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ストライプや花柄のナチュラルていすとのカジュアルドレス、すっごく可愛くないですか?
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アントワネットの取り巻きたちも、もちろんトリアノンスタイル☆
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マリー・アントワネットがデザイナーと打ち合わせしてできたドレスは、「田舎娘風」のファッションもこんなにお洒落で素敵になってしまうのです。
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私は個人的にこのトリアノンスタイルがかなりのお気に入りです♪
◆マリーアントワネットなら、ルームウェアもお洒落でロマンティック☆
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この映画『マリーアントワネット』のキャッチコピーは、
「恋をした、朝まで遊んだ、全世界に見つめられながら。」
というものでした。
入浴や下着すら自分ですることが許されない王妃マリーアントワネットの苦悩が描かれていますが、そんな中、いつでも人目にさらされているマリーアントワネットは、ルームウェアも当然可愛いのです♪
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ピンクの豪華なチュールに胸キュン☆
いかがでしたでしょうか?
ソフィアコッポラ監督が手掛けた映画『マリーアントワネット』は、目に入るもの全てが素敵な世界観となっています。
ダイヤとドレス、花やスイーツ・・・煌びやかなものたちにいつもに囲まれた、孤独な王妃マリー・アントワネット。
写真画像出典:4meee!
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お洒落で美しく華やか・・・ですが切なさの融合が見事な映画となっています。
よろしければ、皆さま、ぜひご覧になってみてくださいませね☆
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parisapartment.wordpress.com
また、この映画をみて、ファッションの勉強もおススメですよ。
最近思うのですが、これらのドレスを見ていると、昔の女性のファッションの方が断然豪華でいいなと・・・
ドレスはもちろん、着物なんかもやっぱりお洋服よりも華やかで素敵だと思うのです。
今年は日常で着物に挑戦してみたいと密かに目論んでいますよ・・・。
マリーアントワネットファンもそうでない方も、全ての女性にとってとっても女子力の上がる映画です☆
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